※過去に書いた記事を加筆・修正してパワーアップした内容を再度アップさせていただきました!
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「ダイエットしたいけど、どのくらいのご飯の量を食べればいいかわからない…」
そんなお悩みの方はいないでしょうか?
今回はそのようなお悩みを持っている方が参考になるような内容をお伝えしてきます。
ステップ①脂肪にならないギリギリのごはん量の見つけ方
自分に合ったご飯の量を知るには実験していくしかありません。
簡単にお伝えすると、
体脂肪が増えるまで、1週間ずつご飯の量を増やし続けていきます。
例えば150gのご飯を1週間食べて体脂肪が増えれば、
140gぐらいがその方にとっての適切なご飯の量になります。
※「適切な」というのは、ここでは脂肪にならない範囲の量ということです。
ご飯は、ある一定量までなら脂肪になりません。
ちなみにですが、逆に言えば、ある一定量まではしっかり摂らないと健康になれません。
なので、ご飯を完全カットはせずに、適切な量を摂取するのがオススメです。
実験する上でのポイント
この実験をするときのとても大切なポイントですが、甘い物(果糖)やアルコールを控えていればいるほど正確なご飯の量が分かります。
この実験中に果糖やアルコールを摂取してしまうとご飯が脂肪になったのか、果糖やアルコールが脂肪になったのか分からなくなってしまいます。
なので、実験中は果糖、アルコールを全カットするぐらいの気持ちで取り組むことをお勧めします。
ぜひ、試していただき自分にピッタリなご飯の量(太らないご飯の量)を把握できるといいですね。
※ご飯の量は常に一緒というわけではなく、ストレスの有無などによって多少変化があります。
ステップ②適切なご飯の量の見つけ方
もし、この実験で太らないご飯の量がわかったら次のステップ!
次は、あなたの体重×1gのタンパク質を摂った時のご飯の量のチェックです。
例えば、今60kgの体重がある人がいたら、60gのタンパク質を3食の食事で摂取します。
この場合、1食タンパク質20gが目安になりますね。
タンパク源として卵の⽬安は
Lサイズ1個60g→タンパク質7g
Mサイズ1個50g→タンパク質6g
⽜⾁の⽬安は
50g→タンパク質7g
100g→タンパク質14g
※部位により変わります
鶏⾁の⽬安は
50g→タンパク質8g
100g→タンパク質16g
みたいな感じです。
みてわかると思いますが、タンパク質20gって結構多いですよね。
胃腸の強化をしましょう!
胃腸が強い人だったら1食20gぐらいは食べられると思いますが、特に女性の場合はいきなり20gは厳しい方が多いと思います。
なので、女性の場合はいきなり『体重×タンパク質1g』を目指さずことはお勧めしません。
消化不良を起こして便秘や下痢になってしまいます。
まずは『体重×0.5〜0.75g』を目指せるといいと思います。
この量を続けていると胃腸も少しずつ強化され、体重と同じグラム数を食べても問題が出ない体になれます。
その状態になったら、かなりダイエットは楽になりますし、あなたにとって最適なご飯の量が判明するでしょう!
一応ですが、より詳しく書いている記事もご紹介しておきますね。
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なぜ2つのステップが必要なのか?
ステップ①を飛ばして、いきなりステップ②を実践してもOKです。
ですが、わざわざ2つのステップを踏んでいただくやり方をお勧めするのは理由が3つあります。
2つのステップを踏むことをお勧めする理由
①ご飯は太らないという思考を書き換えていただく目的
②ご飯だけ(タンパク質が少なめ)の食事だとすぐお腹が空くことを実感していただく目的
③タンパク質とセットでご飯を食べると、より太らなくなることを実感していただく目的
それぞれ解説していきますね。
①ご飯は太らないという思考を書き換えていただく目的
ご飯はある一定量までなら脂肪にはならない糖(ブドウ糖)がメインの食品です。
しかも、ブドウ糖よりも血糖値をあげにくいデンプンという形で摂取することができます。
世の中でよく言われる、糖質制限の影響で『ご飯=太る』イメージを変えてほしい理由があります。
ご飯は、健康のスイッチを入れる役割も実はあります。
なので、ご飯の量を増やすと体にどんなプラスの反応が出てくるかも感じて欲しいと思っています。
②ご飯だけ(タンパク質が少なめ)の食事だとすぐお腹が空くことを実感していただく目的
ご飯(白米)を結構たくさん食べてもおかずにタンパク質がないと結構早めにお腹が空くはずです。
ということは、腹持ちが悪いということ。
腹持ちが悪いとどうなるでしょう?
間食に甘いものなどに手が伸びてしまいがちです。
「ご飯しっかり食べているのに甘いものも欲しくなるな〜」
そういった体の反応を体感して欲しいです。
③タンパク質とセットでご飯を食べると、より太りにくくなることを実感していただく目的
ご飯だけよりも十分な量のタンパク質とセットの食事をすることで腹持ちの良さ、間食への欲求の程度、健康面、体調面の変化を感じて欲しいです。
ご飯だけでなく、タンパク質の重要性も感じることができると思います。
最後に
「食べたら太る」という思考の方もこれらのステップを踏むことで、「食べても太らない、」「食べるから痩せる!」という思考へ書き換えていくことができると思っています。
ダイエットがなかなかうまくいっていない方やご飯の量では悩まれている方は今回の記事、よろしければ参考になさってみてください。
福島県郡山市出身で現在は栃木県宇都宮市を中心にトレーナーとして活動。こちらのHPのブログでは、主にダイエットやボディメイク、健康づくりについて情報を発信しています。暦の上で1年の中で最も暑い日に生まれた夏男で、大好物はスイカと抹茶アイス。3人の男の子のパパとして子育てに奮闘中です。