女性の方で便秘に悩まされている方多いと思います。
便秘になったらお薬を飲まれる方もいるでしょう。
便秘薬として出されるものの1つに
中身に酸化マグネシウムが入っているものがあります。
では、なぜ酸化マグネシムが入っているのでしょう?
それは
胃酸を中和させて消化不良を起こさせるため!
酸化マグネシウムで便を出すメカニズムはこんな感じです。
①胃は強酸性の消化液を出して食べ物を消化する
↓
②そこに強アルカリせいの酸化マグネシウムが入ってくることで胃の中が中世になる
↓
③胃で食べ物が消化できなくなる
↓
④未消化の食べ物が腸に流れる
↓
⑤腸は未消化のものを「異物」と判断して体外へ排出する
これが便秘が解消されたと思ってしまうメカニズム。
つまり、便秘によって腸内環境がよくなったから排便できたワケではなく、ただ緊急排出しただけ。
さらに、便秘薬には不思議な副作用があります。
その副作用が便秘。
不思議ですよね。
ですが、ちゃんと理由があります。
異物が腸に流れていって緊急排出されたら便や下痢が出ます。
ですが、異物の影響で腸内に悪玉菌が増える方へ働くと便秘になってしまうんです。
誤解してほしくないことが1点あります。
緊急排出の場合は、便秘にはなっていないのですが、腸内の善玉菌も悪玉菌も排出されてしまうのでお薬で腸内環境が改善されているわけではありません。
むしろ悪くなっています。
腸内は善玉菌と悪玉菌がちょうど良いバランスにいる時が理想の状態です。
長年に渡り、便秘薬に頼ってしまうと自らの力で便を出すことが難しくなっていきます。
腸活という言葉が流行していますが、腸の中を良い状態に変えていくことはダイエット関係なく、とても大事なことだと思います。
この記事が自分の腸に意識を向けるきっかけになったら嬉しいです。
福島県郡山市出身で現在は栃木県宇都宮市を中心にトレーナーとして活動。暦の上で1年の中で最も暑い日に生まれた夏男で、大好物はスイカと抹茶アイス。3人の男の子のパパとして子育てに奮闘中です。こちらのHPのブログでは、主にダイエットやボディメイク、健康づくりについて情報を発信しています。