上半身に比べて下半身が太い悩みが解消できなかった方へ

下半身痩せのビフォーアフター

※このブログは過去に書いたブログに加筆して再度アップしたものです。

「上半身はもともと細いけど、下半身はずっと太いです。」

「痩せたのは上半身だけで、下半身は変わりませんでした。」

「下半身だけ細くなれば、全体のバランスがキレイになると思います。」

カウンセリングの際にボディラインを変えたいご要望のお客様が教えてくださるお悩みの一例です。

共通しているのは、下半身太り。

太ももやふくらはぎ、お尻だけ痩せない、細くならないということです。

なぜ、下半身だけ痩せないのか?

その理由は、大きく5つあります。

①姿勢
②体の使い方
③筋力低下(運動不足)
④筋肉の使い過ぎ

それぞれ別々の問題というわけではなく、互いに大きく関係していますが、分かりやすくなるように4つに分けて解説したいと思います。

①姿勢不良で下半身太りになる

下半身太りの方はほぼ全員が姿勢に問題があります。

逆に姿勢の問題さえ改善すれば下半身が細くなるスイッチが入るとも考えられます。

姿勢が崩れることで太ももやふくらはぎの筋肉が過剰に使いやすい状態に。

その結果、筋肉太りで脚が太くなってしまうのです。

つまり、普段の姿勢から
ずっと筋トレしているような状態…

なので、まずここを変えないと筋トレもマッサージもあまり意味がないということになってしまいます。

下半身太りしやすい方に多い姿勢タイプと改善方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
↓↓
下半身太りになる2つの姿勢タイプ。あなたはどっちタイプですか?

②体の使い方で下半身が太くなる

下半身が太くなるカラダの使い方は
・立ち方
・歩き方
・階段の上がり方

この3つで決まると思っています。

日常生活でほぼすべてを占める動きですよね。

立ち方

下半身太りの方に多いのは重心位置のエラー

つま先や脚の外側に体重が乗り過ぎていたり、足指が床についていなかったり…

そうなると必ずどこかに負担がかかりますよね。

結果、脚が太くなってしまうのです。

じゃあ、立っているときの重心に気を付ければOK!

思われがちですが、そもそも姿勢を改善したり、良い姿勢をキープするための筋肉が弱い正しい重心をキープすることもできないはず。

なので、一瞬だけ気を付けてもまたすぐに戻っては意味がありません。

立ち方に関してはこちらの記事で紹介しています。
↓↓
普段の立ち方で脚が太くなっているとしたら

ふくらはぎの外側の張りの原因は普段の立ち方と○○

歩き方

歩き方で気を付けたいのは、

・しっかり膝を伸ばして歩く
・内ももを使って歩く
・歩くときの後ろ足のつま先を外側にむけない
・歩くときに後ろ脚(太もも)を内側にねじる
・歩くときの後ろ足で床を押し過ぎない

などたくさん気を付けるべきことがあります。

歩くときに内ももが毎回しっかり使えれば歩くだけで太ももが細くなりますし、膝を曲げずにしっかり伸ばしながら歩けるとふくらはぎや足首のラインが細く引き締まっていきます。
(足首にくびれができる)

動画でも解説しているので歩き方を変えたい方はぜひ参考にしてみてください!
↓↓
 

階段の上がり方

普段、あなたは階段をどこの筋肉を使って上がっていますか?

お尻を使って上がる感覚があるのが理想です。

お尻を使えている=股関節を使えているということになります。

下半身太りでお悩みの方の中には、お尻ではなく、太ももの前を
一番使ってしまっていないでしょうか?

これは仕方がないことで、姿勢(骨盤)がお尻を使わないポジションにあることが原因です。

姿勢の問題を解決できてからお尻で階段を上がるコツ、つまり股関節を上手に使えるように練習をしていくしかありません。

③筋力低下で下半身が太くなる

下半身が太い方は

「筋トレすると余計太くなってしまうんじゃないか?」

そう思われる方、多いんじゃないかと思います。

確かに、筋トレは筋肉を大きくする目的の場合もあります。

明らかに筋肉量が少ない場合は筋トレである程度筋肉をつける必要はあります。

ですが、下半身太りタイプの方に必要な筋トレは、筋肉を大きくすることではなく、筋肉の長さ(筋長)を本来の長さへ戻す目的でおこないます。

筋肉の長さを戻す?

分かりにくいと思うので、
簡単にお伝えします。

例えば、5㎝の長さが一番筋力が発揮できる筋肉があるとします。

ですが、普段の姿勢や運動不足の影響で筋肉の長さが6㎝になってしまうことがあります。

本来の長さよりも1㎝長いということは筋肉がビヨ~ンとたるんでいるということ。

つまり、筋力が発揮しにくくなります。

それが、関節を安定させる筋肉に起こると関節がぐらぐら不安定なります。

実は、そういった不安定な関節の周りはたるみやすくなります。

二の腕やお尻、膝上などがたるみやすいのも関節の不安定性が影響しています。

下半身太り方の場合、特にお尻周りの筋肉が長くなっています。

以下の動画の内容は、筋長を整えるきっかけになるのでオススメです!

↓↓

最後にこのエクササイズで締めるのがポイント!
↓↓

④筋肉の使い過ぎで下半身が太くなる

例えば、ずっと膝を曲げて立っていたらどこが痛くなりますか?きつくなりますか?

太ももの前ですよね。

ふくらはぎもきつくなるかもしれません。

普段の姿勢でも同じようなことが起きています。

なので、やはり姿勢の改善やその姿勢をキープするための重力に負けない最低限の筋力が必要です。

頑張りすぎている筋肉はマッサージだけでもほぐれてくれます。

ですが、身体の使い方が変わらなければ根本の解決にはなりませんよね。

硬いところはマッサージでほぐしながら筋力低下した部分は鍛えて、筋長を整えましょう!(筋トレ&姿勢キープ)

最後に

今回は、下半身だけ太くなる問題についてお伝えしましたが、自分に思い当たる内容はあったでしょうか?

まとめると、下半身だけ太い方が下半身を細くするには、

①姿勢をキレイに!
②下半身が細くなるカラダの使い方へ!
③重力に負けない最低限の筋力を!
④本来使いたい筋肉を使いタイミングで使えるようにする!

この4つのアプローチで下半身だけ太いお悩みが解決できます!

良かったら、参考にしてみてくださいね!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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