「仕事が忙しく、家に帰って夕食を食べるのが遅くなっちゃった…こういうときにどういう食事をすればいいんだろう?何を食べれば太らないんだろう?」
残業が多かったりするとこういうお悩みある方は多いのではないでしょうか?
夜遅くに食べると太る!と言われたりしますが、当然ですが、脂肪にならないものを食べても太ること(脂肪がつくこと)はありません。
過去の記事のおさらいになりますが、食べたら脂肪になる代表は、
・甘い物(果糖、砂糖、乳糖)
・ある一定量を超えた、デンプン(ご飯)、パン、麺、ブドウ糖、麦芽糖、
・アルコール
以上です。
つまり、夕食(寝る前)に甘い物やある一定量を超える炭水化物を食べなければ太ることはありません!
「油・脂はとるとカロリーが高くなって太ると思うのですが…?」
とよくご質問いただきます。
安心してください!
カラダの仕組みでは脂質を食べて太ることはかなり難しいので脂質が太る原因とは考えにくいです。
正確には、脂肪にはなるのですが、基礎代謝でほぼ消えてなくなるため脂肪にはならないということです。
誤解してほしくないのは、余計な資質を摂らなかったらもっと痩せるスピードを早められるニュアンスです。
なので、
「では、脂質がOKなら、夕食に油っこい食べ物を食べても太らないですよね?
脂たっぷりのステーキや天ぷらは食べてもいいんですね?」
このご質問にも私的には回答はOK!です。
太らないけど、痩せもしません。
ですが、また別の問題が出てきます。
男性は女性よりも筋肉が多い傾向になります。
それは胃腸の筋肉も一緒です。
「私、胃腸が弱いと感じたことがない…」
という方もいると思います。
胃腸が弱い方の特徴は以下の特徴があります。
・朝が食べられない
・甘い物をよく食べる
・脂っぽいものが苦手
甘い物はご飯よりも消化に負担がかからず食べることができるので、チョコレートなどの甘いお菓子に手が伸びてしまいます。
(女性の場合は女性ホルモンの材料を得るために甘い物が欲しくなる時もあります)
甘いものを食べるということは太りやすくもなるということ。
なので、胃腸が弱い方は体脂肪が高めで、標準体型よりも太っている方が多いとも言えます。
ここで本題ですが、そのような、胃腸が弱い女性が太らないからといって脂質が多いおかずなどを食べるとどうなるでしょう?
ご存じの方も多いと思いますが、脂質は最も消化に時間がかかる、胃腸に負担がかかる栄養素です。
少量なら影響は少ないですが、多すぎると寝ている間もずーっと脂質を消化するのに胃腸が働きます。
寝ている間も胃腸が頑張っていることになるため、休憩ができずに
「朝起きたら何かカラダがだるい、重い、疲れている…」
といったことが起こる可能性があります。
朝のスタートがダル重なのは、嫌ですよね。
しかも、食欲もわかないので朝食抜きになり、筋肉の分解が進み、痩せにく体質になるリスクも…
つまり、胃腸が弱い方は、夜遅い夕食の場合は脂質を控えた方がいいかもしれません。
しかし、胃腸は強さのレベルは人それぞれです。
先ほどのように、脂質を控える食事ならOKな人もいればそれではあまり変わらない方もいます。
その場合は、以下のようにして行動を変えるのがいいかもしれません。
・ご飯さえも負担になる人
↓
パンや麺に変更がオススメ
・パン、麺でも負担になる人
↓
液状の糖(マルトデキストリン)に変更がオススメ
・タンパク質もお肉、魚、卵が負担になる人
↓
脂質が少ない練り物系(つくわなど)に変更がオススメ
・練り物系も負担になる人
↓
液状のプロテインがオススメ
・プロテインでさえも負担になる人
↓
プロテインよりも消化しやすい
ペプチドや必須アミノ酸で摂取がオススメ
読んでいただくと分かると思いますが、つまり、物理的に固形よりも液状の方が消化吸収が早いので、そういっったものをまずはしっかり摂りましょう!
自分の胃腸の強さに応じて
摂取するものを取捨選択していけるといいですね。
福島県郡山市出身で現在は栃木県宇都宮市を中心にトレーナーとして活動。こちらのHPのブログでは、主にダイエットやボディメイク、健康づくりについて情報を発信しています。暦の上で1年の中で最も暑い日に生まれた夏男で、大好物はスイカと抹茶アイス。3人の男の子のパパとして子育てに奮闘中です。