私が遺伝子検査ダイエットに対してどう思っているかをお伝えします。
結論から言うと、
あくまで遺伝子タイプの傾向を知る程度にしておいた方が良いと思っています。
遺伝子検査ダイエットとは、遺伝子検査の結果に基づいて個々の遺伝子の特徴や代謝に応じた最適なダイエット方法を提案するアプローチです。
この方法では、個人の遺伝子情報を分析し、食事や運動のスケジュール、栄養素の摂取量などをカスタマイズして、より効果的なダイエットができると言われています。
なんかすごい良さそうですよね。
ですが、当ジムでは遺伝子検査を導入していません。
その理由は、遺伝子検査はあくまで傾向を知るだけのものと考えているからです。
遺伝子ということは生まれつきのタイプということ。
当ジムは、ダイエットやボディメイクの傾向として、遺伝的要因が1割、生活習慣と環境要因が9割と思っています。
つまり、生まれつきの要因よりも生まれてからの習慣や環境の影響のほうが大きいので、習慣や環境を変えるほうのアプローチに力を入れています。
ちなみにですが、よくある遺伝子検査ダイエットでは、糖質代謝型、脂質代謝型どちらのタイプかがわかるらしいです。
例えば、脂質代謝型の方が脂質が太るから甘いものなどの糖質をたくさん食べたとします。
糖質の代謝はしやすいので太らないはずですよね。
ですが、試してみるとわかりますが、間違いなく太ります。
矛盾が生じるのです。
その理由は冒頭でお伝えした、遺伝子1割、習慣や環境9割だから。
では、当ジムでは遺伝子を調べるのではなく、何を調べてダイエットを進めているのか?
血液の状態です。
血液は情報の宝庫。
血液の状態を調べるだけで、なぜ痩せないのか?
なぜ、健康状態がすぐれないのか?など
様々なことがわかってしまいます。
血液検査は生活習慣の影響がもろに出ます。
つまり、遺伝子1割以外の残りの9割がわかってしまうのです。
といった点も当ジムでは遺伝子検査ではなく、血液検査を実施している理由の1つです。
今回の記事が遺伝子検査を調べるダイエットに興味がある方の参考になったら嬉しいです。
福島県郡山市出身で現在は栃木県宇都宮市を中心にトレーナーとして活動。こちらのHPのブログでは、主にダイエットやボディメイク、健康づくりについて情報を発信しています。暦の上で1年の中で最も暑い日に生まれた夏男で、大好物はスイカと抹茶アイス。3人の男の子のパパとして子育てに奮闘中です。