当ジムを利用されている50代女性のお客様で
何をしても体重がなかなか落ちないお悩みがありました。

そのお客様は、
「ダイエットはタンパク質だけ食べていれば痩せる！」
と信じて1日を通してほぼタンパク質のみの食事をされてきました。

炭水化物をほとんど食べていませんでした。

つまり、
糖質を制限するダイエットをしていました。

ですが、運動量を増やしながら
ご飯やビタミン、ミネラルを摂るようにしていただくと
なかなか変化しなかった体重、脂肪の量が変化してきました。

世の中でダイエットに効果的と
言われる糖質制限ですが、
それで結果が出る人もいれば、
もちろん出ない人もいます。

例えば、こちらのお客様のように
糖質制限をしてきた方にとって真逆の、
「糖質を摂った方が痩せる」という
答えらしきものに近づくのは
自分一人で無理だと思います。

その理由はスコトーマがあるからです。

「スコトーマ」はもともと眼科用語の一つで、“盲点”を意味します。
 この言葉が心理学の世界に転じて、
「心理的盲点＝スコトーマ」となりました。

あなたはこの絵に何が
描かれていると思いますか？

老婆？
婦人？

老婆に見えた人は
しばらくしないと婦人に見えてこないか、
もう老婆にしか見えないかもしれません。

その逆も同じ。

つまり、
見えているけど見えないということ。

頑張っているけどダイエットが
なかなかうまくいかない人は
もしかすると、
この絵のようにずっと老婆しか
見えていない状態なのかもしれません。

もし、あなたに合ったダイエットが
婦人だとしたら一人では一生気付けないかもしれないのです。

スコトーマの存在は一人で気づくのは難しく、
誰かや何かの情報に触れて
気づかせてもらうしかありません。

冒頭にお伝えしたお客様は
幸いにもスコトーマに気づけことがきっかけで
順調に体重が落ちてきたと思います。

先ほどの絵のように比較的簡単に
老婆も婦人も見えたらいいですけど
ダイエットではそう簡単いきません。

今、ダイエットがうまくいっていない人は
思い込みや勘違い、
知識や経験不足により、
見えているのに見えていないもの、
スコトーマがあるかもしれません。

この記事が自分にもスコトーマがあるんだと
知っていただくきっかけになったら嬉しいですし、
見えていない、知らないだけでなので
諦める必要がないということもぜひ知ってほしいと思います。

3.75㎏←22日間で落とした体脂肪の量（筋肉は減らさずに）