生理痛の緩和方法

生理痛でお悩みの女性

今回は、女性に多いお悩みの「生理痛」についてです。

仕事を休まなくてはいけないくらい生理痛がひどい方もいれば、ほとんど痛みを感じない人もいますよね。

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生理痛がひどい方の場合、生理痛を軽減、緩和させるためにどのような対策をしているでしょうか?

毎月痛みを我慢して時間が経つのを待つだけ?

市販のお薬を使って、痛みをごまかす?

ほとんどの方がこういった対処をしているのが現実ではないでしょうか。

今回、あなたにお伝えする内容は生理痛のあの痛みの原因と対処法です。

これらを知ることで、お薬に頼ることが無くなります。

そして、あなたの身体の機能を正常にして生理痛を軽減、緩和できます。

そもそも生理とは?

あなたもご存知だと思いますが、生理が起こる理由とは、赤ちゃんができなかったときに、子宮内膜というものを外に出すからです。

子宮内膜は子宮の一部で、子宮は子宮筋層と子宮内膜でできています。

子宮内膜とは、大きく2種類あります。

機能層

基底層

この2つです。

機能層はさらに2種類に分類できます。

緻密層海綿層です。

あまり聞き慣れないことばですよね。

簡単に言えば、

緻密層=シーツ

海面層=マットレス

と思っていただいてよいでしょう。

まとめるとこんな感じでしょうか。

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これらは子宮のどの部分にあるかは下の画像を参考にしてみてください。

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子宮の壁はふかふかのベッドになる!

生理前には、海綿層(マットレス)がふかふかになるために厚みを増します。

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しかし、妊娠しないとふかふかのマットレスもシーツも必要ないので外に出します。

これが生理です。

ちなみにですが、生理は赤く見えますが、
厳密にはあれは血ではありません。

あの赤い色は細胞や毛細血管などを含む組織なのです。

では生理の時の痛みはいつどのように起こっているのでしょうか?

生理痛は2種類ある!

生理痛には、2つの種類があります。

①子宮の粘膜が壊されている痛み

②腫瘍ができたり消化系・膀胱系の異常の痛み

生理痛は子宮内膜や子宮筋層の部分に傷や何らかの異常があった場合に感じます。

これは子宮内膜に痛みを感じる場所(痛覚)があるからです。

生理は、機能層(シーツやマットレス)を外に出すことを言いますが、実は、機能層(シーツやマットレス)を外に出そうとするとき、何もしないで勝手には出て行ってはくれません。

では、どうやって機能層を外にしているのでしょう?

身体は子宮の筋肉を使って縮んだり、ゆるんだりして揺さぶりをかけます。

それによって、機能層をきれいに外へ出すことができるのです。

しかし、この子宮の収縮運動が正しくできない方が多いのです!

実はこれが生理痛の原因となると言われています。

なぜ、子宮の動きが悪いとダメなの?

子宮の筋肉だけはなく、自分の意志で動かせる、動かせないにかかわらず、筋肉にはある特徴があります。

それは、

筋肉は「縮んだり、ゆるんだりする」、ということです。

この筋肉の「縮む、ゆるむ」をスムーズにするためにはあるミネラルが必要なります。

どのミネラルかというと…

カルシウムマグネシウムです。

カルシウムやマグネシウムと聞くと骨に必要なミネラルのイメージがあるかもしれませんが、実は筋肉にもとても大切な役割があります。

筋肉が縮むためには、カルシウム

一方、筋肉をゆるめるためには、マグネシウムが必要です。

正常な場合、カルシウムで子宮の筋肉が縮んで、マグネシウムによって筋肉をゆるませることで、少しずつ機能層がはがれていきます。

しかし、

この両者のバランスが崩れることで、痛みにつながります。

カルシウムが出ているのに、マグネシウムが出ていないと、子宮の筋肉がゆるまずに、縮みっぱなしになってしまいますよね。

すると、血行が滞り、痛みの物質である「プロスタグラジン」というものが出てしまいます。

これが痛みだけでなく、精神的な不調の原因にもなるわけです。

生理痛を緩和させる方法

ここまで、生理痛の原因やそのメカニズムをお伝えしてきました。

ここからは、悩める生理痛を軽減、緩和させる方法をご紹介します。

確認ですが、

生理痛の原因の多くは、子宮粘膜の傷などによる、子宮の筋肉の本来のゆさぶり(縮む&ゆるむ)が上手にできていないことが原因です。

ということは、

①傷ついた粘膜を治すこと

②本来の揺さぶりを取り戻すこと

この2つにアプローチをすることで改善することができそうですよね!

 ①傷ついた子宮の粘膜を治す方法

子宮の粘膜が傷ついた場合の修復と、粘膜自体を強くできればいいですよね!

そのために必要な栄養があります。

ブドウ糖

たんぱく質

ビタミンA

ビタミンC

この4つです。

この4つの栄養素が粘膜を強くする材料になります。

しかし、これらの栄養素はただただ摂るだけではダメなんです。

必要な量を摂取してはじめて効果が出てきます。

②本来のゆさぶりを取り戻すこと

子宮のゆさぶりを正しく起こすには、カルシウムとマグネシウムの摂取が必要です。

この場合は、バランスを考えて摂取する必要があります。

理想のバランスは、カルシウム2に対して、マグネシウムぐらいが理想です。

しかし、食品からとなると、この比率で摂取するのは現実的には難しいです。

普段レトルト食品などの加工食品を食べる頻度が高い方は、2:1にこだわらずマグネシウムを多めに意識して摂取することをおススメします。

そういった場合は、サプリメントでの摂取が効果的です。

まとめ

今回は生理痛を緩和する方法についてのご紹介でした。

主に栄養面での改善が必要になることが必要になることがご理解できたと思います。

生理をいつも我慢して乗り切っている…

飲みたくもないお薬を飲むのは嫌…

そんな生理痛に悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね!

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