ストレスでお腹の調子が悪くなることも。あなたはどれタイプ?
「過敏性腸症候群」という症状を聞いたことはありませんか?
慢性的な下痢や便秘腹部の痛みやガスが溜まりやすいといった不快感が繰り返しを切るような症状を言います。
この過敏性腸症候群もストレスによる自律神経の乱れが大きな原因だと考えられています。
特に先進国の20代から40代の若い年齢層で多いのが特徴と言われています。
過敏性腸症候群の症状には大きく3つのパターンがあります。
①男性に多い下痢を繰り返す下痢型
②女性に多い便秘を繰り返す便秘型
③下痢と便秘が交互に現れる交代型
大腸は胃や小腸で消化されてきた食物に含まれている水分を吸収する役割があります。
■下痢
→水分の吸収が不十分が原因
■便秘
→水分を吸収しすぎが原因
過敏性腸症候群の下痢のメカニズムが以下です。
ストレスによる自律神経からの信号が大腸に伝わる
↓
大腸の運動が増加
↓
内容物が大腸と通過する時間が短くなる
↓
水分が十分に吸収されない
↓
下痢
この下痢には満員の通勤電車内いるときや会議の最中など、下痢になると困ると言う状況が逆にストレスになり突然下痢の症状が生じる、という厄介な面があります。
文字通り、腸が過敏になり少しの刺激でも症状が出るようになってしまうのです。
一方、過敏性腸症候群の便秘のメカニズムが以下です。
ストレスによる自律神経の乱れ
↓
大腸の運動が減少(下痢型と逆)
↓
内容物の停滞時間が増加
↓
水分が吸収されすぎて便が硬くなる
↓
便秘
このように、人によって、ストレスを受けての大腸の反応は大きく異なります。
ストレスを受けても大腸に全く影響がでない人もいます。
ストレスを受けてしまう人は、思考の書き換えで腸の問題も改善できる部分もありそうですが、難しい場合は、自分のタイプを知っておくだけでも事前に対処ができるかもしれないですね!
その余裕があるとストレスも軽減できるかも!
福島県郡山市出身で現在は栃木県宇都宮市を中心にトレーナーとして活動。暦の上で1年の中で最も暑い日に生まれた夏男で、大好物はスイカと抹茶アイス。3人の男の子のパパとして子育てに奮闘中です。こちらのHPのブログでは、主にダイエットやボディメイク、健康づくりについて情報を発信しています。