当ジムはダイエットやボディメイクご希望のお客様が多いですが、
同時に健康面のご相談もよくいただきます。
今回は以下のご質問について
回答をシェアさせていただきます。
ご相談内容
↓↓
「健康診断で数値(HbA1c)が高いことを指摘されたけどどうすればいいでしょうか?」
糖尿病(Ⅱ型)についての
ご質問ですね。
ダイエットと関連性の高い疾患なので
知っておいて損はないと思います。
通常、ご飯やおかずをしっかり食べると、
血糖値が200を超えます。
体のメカニズムとしては、
血糖値200を超える
↓
膵臓からインスリンというホルモンが出る
↓
血中にあるブドウ糖というものが細胞に取りこまれる
↓
血中のブドウ糖が必要量をしっかり保てる
といったシステムがあるので
私たちは健康でいられます。
糖尿病の場合は、膵臓からインスリンが出ないことで
必要以上のブドウ糖で血中がいっぱいの状態です。
そのような糖尿病になってしまうパターンとしては、
大きく3つあります。(ここでは遺伝的要因は除きます)
①膵臓自体の材料不足(インスリンが作れない)
そもそも、糖尿病とは、膵臓からインスリンが十分に出せない病気です。
インスリンは膵臓から出るホルモンなので、
膵臓自体が弱っているとインスリンが作れません。
膵臓は結合組織できているので
・タンパク質
・ブドウ糖
・ビタミンA
・ビタミンC
をしっかり摂ることで対応できます。
また、インスリンというホルモンは
・アミノ酸
・亜鉛
・コリン
という栄養素を材料をメインにつくられています。
これらのタンパク質やミネラルなどの栄養素不足でもインスリンは出なくなってしまいます。
②糖質制限(膵臓使わない、インスリン作る力が低下)
考え方はとてもシンプルです。
今ままで筋トレしていた人が
辞めると筋肉はどうなるでしょう?
間違いなく減りますよね。
それと同じ理由で、
糖質をカットするとインスリンが
出ないのでその状態に膵臓が
慣れてしまいます。
するとインスリンを出す能力が低下する、
といったパターンです。
何でもそうですが、
使わない状態が続くと機能が
低下してしまうということですね!
なので、やはりご飯をしっかり食べてインスリンを
出す筋トレをしておくことは大切ですね。
ご飯をしっかり食べることで
痩せることができたお客様の一例
↓↓
【お客様のご感想】50代でやっと最後のダイエットになりました!
③果糖の代償で血糖値上がる、インスリン効かない
基本的には、ブドウ糖だけが血糖値を上げるのですが、
果糖(甘い物)を多くとっているとその代償で血糖値が上がる場合があります。
しかし、この場合、身体のシステムでは、
血糖値が上がっているにも関わらず、
インスリンが出ない状況なので、
血中にブドウ糖があふれてしまいます。
まとめ
最後、簡単にまとめます。
糖尿病にならないために
できることは3つ。
①結合組織の材料とミネラル(特に亜鉛、コリン)をしっかり摂る
②糖質カットせずにしっかり食べる
③太る糖(果糖)はほどほどに
もっと詳しい糖尿病のメカニズムや
お薬を勧められた際の注意点、
健康診断の基準値についてなど
知りたい場合は個別にご連絡下さい。
当ジムは筋トレなどの運動だけでなく、
お客様の健康面のサポートにも力を入れています。
投稿者プロフィール

- パーソナルトレーナー
-
福島県郡山市出身。
現在、栃木県宇都宮市を中心にトレーナーとして活動中。
ブログでは、主にダイエットやボディメイク、健康づくりについて情報を発信しています。
暦の上で1年の中で最も暑い日に生まれた夏男です。
大好物はスイカと抹茶アイス。
3人の男の子のパパです。
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