痩せているのに、くびれができないのには理由があります。
タイトルにもあるようにそれが呼吸かもしれません。
呼吸の仕方にエラーが起きているとくびれは消えてしまいます。
呼吸とくびれ、一見関係なさそうに思えますが、実はとても大切な部分なんです。
少し複雑な部分もありますが、できるだけわかりやすさを重視してお伝えしますね。
まず知っておきたいのは、肋骨の動きです。
息を吸うと肺が膨らみますよね。
肺が膨らむと肺を囲っている肋骨(あばら骨)も動きます。
実はこの肋骨の動き方にエラーが出るとくびれが消えてしまうのです。
理想の肋骨の動きが以下のような動きです。
上側の肋骨 : 息を吸うと前方向に動く
真ん中の肋骨: 息を吸うと前方向にも横方向にも動く
下側の肋骨 : 息を吸うと横方向に動く
例えば、最も多いケースですが
姿勢が悪くて猫背のまま呼吸をすると
上側の肋骨が前方向に動くはずが、動かなくなってしまいます。
すると、動かない分をカバーするために
下側の肋骨が横だけではなく、前方向にも動いてしまいます。
少しややこしいですが、
このような呼吸を1日何毎回と続くと
下側の肋骨が前に動くのが普通になり、
肋骨がボコっとしてしまいます。
結果、くびれがないように見えてしまうのです。
なので、猫背などの姿勢を修正できると、呼吸のエラーが解消して、くびれることが期待できます。
また、肋骨を意識しながら呼吸する練習もオススメです。
練習方法は、片方の手を胸の上(上側の肋骨)に、もう片方の手を下側の肋骨の横に置いて息を吸ったら同時に動くように繰り返します。
息を吸ったら同時においてある手のひらを押し返してくるような動きがあればOKです!
この時に肋骨の下側が前に動いてないかをたまにチェックしましょう。
仰向けでも立位でも座位でもどのようなポジションでもできるようになるのが理想です!
クビレのボコっとしている部分が気になる方は、
ぜひ試してみて下さいね!
投稿者プロフィール

- パーソナルトレーナー
-
福島県郡山市出身。
現在、栃木県宇都宮市を中心にトレーナーとして活動中。
ブログでは、主にダイエットやボディメイク、健康づくりについて情報を発信しています。
暦の上で1年の中で最も暑い日に生まれた夏男です。
大好物はスイカと抹茶アイス。
3人の男の子のパパです。
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